◇かるた名人戦 2回戦
終始川瀬挑戦者が リードして進んだ名人戦2回戦、名人の調子が上がらない。このまま押されて終わるのかと思う試合。
後半戦に入り、決して調子が良いわけではない名人が、じりじりと差を詰める。
だが、川瀬挑戦者が1枚になる。名人は7枚という絶体絶命の場面。
ここで、川瀬挑戦者が痛恨のお手付き。
その後も、両者ぎりぎりの取りで、審議が何度も入る。
で、再び、挑戦者がお手付き。名人が挑戦者に1枚送って、名人3枚、挑戦者2枚、挑戦者が1枚リードをしてはいる。次に挑戦者がとって3枚対1枚。しかし、名人も、自陣の札をきれいに囲いながら抑えて2連取。ついに、最後は運命戦(互いに残り1枚)にもつれ込む。残りの読み札が3枚なので空札1枚。
本来、運命戦は自陣を守ればいいので、出札次第、出た方が有利なのだが、名人が、体を斜めにして、挑戦者の札を抜く。運命戦で相手の札を抜いたのである。大逆転勝ちと言っていいだろう。これで名人戦は1勝1敗。わからなくなってきた。
◇かるたクイーン戦2回戦は、挑戦者のいいところがなく、11枚差で山添クイーンが連勝で、防衛に王手をかけた。
◇クイーン戦 3回戦
山添クイーンが、7枚差で、矢野杏奈挑戦者に勝って、3連勝で初防衛を決める。
山添百合クイーンは、試合中、手がぶつかり、出血のけがもあったにもかかわらず安定した取りを続けた。
◇名人戦 3回戦
川瀬挑戦者が、4枚差で勝って、挑戦者が2勝1敗、名人奪取へ王手をかける。
◇名人戦 第4戦
川瀬将義挑戦者が、運命戦を制し初挑戦で、4勝1敗で名人位獲得、新名人誕生
序盤から接戦が続き、粂原圭太郎名人が初めて序盤でリードする場面があった。両者10数枚で、川瀬挑戦者が連取、10枚を切る。その後も、差は開かない状態が続いた。が、徐々に川瀬挑戦者が枚数を減らし、3枚までになる。そこからの粂原名人が追い上げ、ついに名人が2枚、挑戦者が3枚と逆転した。が、そこから、挑戦者が降んばり、2回目の運命戦に持ち込む。そして、最後、川瀬将義挑戦者の自札が出て勝負が決まった。
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