昨日から東京での新型コロナウイルス感染者が急増し始めている。
ラジオで、以前からツイッターはじめネットで、オリンピックがあるため、感染者が増えるわけにはいかないので、検査拒否が行われている、と燃え上がっていたようだとの話。検査を希望した人は病院をたらいまわしにされたとも。肺炎で死んだ人の中には新型コロナの感染による死者がかなり含まれていると。今日の別のラジオでも話題になっていた。その話題が出たら、すぐ、話がそらされた。しかし、時間外のネットで配信では、少し触れていた。それが、昨日のオリンピック延期決定で、検査が解禁されたということで、これから、東京および関東圏で急速に感染者が増えるとの見通しだと話していた。感染者が増えるけど、爆発的増加ではなく、今まで出なかった人が、表面に出てきただけだとの解説。(感染にはタイムラグがあるので、まだ爆発的とは言えないが、今日からの検査が進めば、さらにかなり増え始めるだろう。しかし、検査タイムラグはは1日なので、」やはり意図的とみられても仕方ない)
これを読み取ると、明らかにオリンピックを控え、政府が、当初、検査基準を厳しくして、検査が行えないようして、感染者を増やさないようにしたというのだ。(時々耳に入っていたので、市場関係者の間では、うわさになっていたようだ)
そういえば、何週間か前、町の医者が連絡しても、基準に当てはまらないので検査してもらえなかったと訴えているニュースがいくつもあった。その時は基準が変更されていて、医者が必要と認めたときは検査できるとなっていたが、前の基準で拒否したという説明。今になっては、これも意図的な拒否だったのではないかと疑わざるを得ない。
たらい回しにされた人になかには、新型コロナによる人がどのくらいいたのだろうか? 新型コロナとわかってもどうしようもなかったかもしれない。だが、たらい回しにされたために悪化した人もいただろう。色々な方法を試していた時期で、助けられた人もかなりいたはずである。厚労省と東京都の上からの圧力で助けられる人も助けられなかったと思うのは小生だけであろうか。
花見問題、書類破棄、森友問題、再調査拒否、2000万円問題、他にも、口だけですべて流してきた安倍政権。組織を使って権力で何事もなかったことにしている。今回の問題、日本の医者や現場は医療体制の組織の中の一員で、訴えることはできないだろうし、声を上げることもできないだろう。うやむやになってしまう。結果的には、感染阻止という観点では、良かった面もあったのかもしれない。海外からの指摘も馬耳東風で受け流し、海外は暖簾に腕押し。
それにしても、今の政権の怖さが浮き彫りになる出来事のような気がする。また、それを良しとする国民が怖い。
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