★(R)アングル:五輪テレビ観戦支える最新技術、センサーやAIで選手を可視化 (24日2:00)
(記事抜粋)陸上選手全員がゼッケンに小型のモーションセンサータグを装着し、タグがコース周辺に設置された多数の受信機と交信する。システムは各選手の位置を認識する。
このモーションセンサー技術は、Vtuberの中の人の動きをとらえる技術と同じ。
Vtuberの場合、スタジオの端、壁などに設置されたモーションセンサー(最低2つ、3Dは3つ以上)が、Vtuberの手や足などに付けたモーションションセンサタグからの信号を受け取り、その方向から交点を割り出し位置を特定し、コンピューター内に作られた3次元座標に、その点を決める。手、足、体などをソフトによって映像化する。難しいのは、着ているもの、髪の毛など動き。これは、事前にソフトで、動きを創っておいたものをソフトで動きに合わせている。顔の表情などは、Vtuverが操作している。
オリンピックで使われるソフトは、その解像度等が、一般のVtuverなどとは比較にならないくらい精巧に出来ているもの思われる。
(記事抜粋)技術を手がけるスイスの高級時計ブランドのオメガは、今大会を含めてこれまで五輪の公式計時を29回担当してきた。開発したオメガ・タイミング社のアラン・ゾブリスト最高経営責任者はロイターの取材に対し、新技術で「選手のパフォーマンスに関する追加情報を提供できる」と説明。「選手たちのパフォーマンスがいかに素晴らしいかを結果だけでなく、スタートからゴールまでのレース全体で分析することで初めて理解できるようになる」と語る。
ただ、この技術を商用で使っているのは、Vtuverを生み出した日本、センサーなどの機械技術は別として(※)、商用・イベント等での使用つまりコンテンツに関しては、Vtuverや3次元イベントなどで、日本が1歩リードしている。ただ、何度でも言うが、5Gが周回遅れで、この先が思いやられる。
(※)この分野でも日本はトップクラスの企業がそろっている。さらに、JAXAのはやぶさの技術があり、利用に関しても、やはり、世界トップクラスである。
余談だが、以前、戦闘機開発で、三菱が持っていた、戦闘機の外に配置したセンサーによる機体制御技術は日本独自のものであって、アメリカがどうしても欲しくて、戦闘機共同開発になった経緯がある。昔から、センサーやその応用プログラムなどに関しては、日本は世界のトップクラスであった。
予断の余談、ハヤブサのシステムの開発を担ったのが、SEC.リアルタイム技術を持っており、高速道路の自動料金システムの基幹部分を担っている。(どこで入って、どこで出たかをセンサーで自動で検視するシステムに、リアルタイム技術が使われている)。天文台の星の自動検出プログラムなども手掛けている。現在は、ロボット技術に力を入れている。が、この会社、自衛隊の技術を担っているため、本当の技術を開示できないため、どのくらいの技術を持っているかがわからない。以前、前社長の秋山氏(現会長)と話したことがあるが、日本のトップクラスのソフト会社の社員が、入社試験を受けに来ても、そうそう入れるレベルではないと話していた。それほどのレベルの会社である。その時、リアルタイム技術で星の検知プログラムがどうなっているかを考察し、小生が、そのプログラムの構造がこうなっているのではときいてみたら、実際当たっていて、驚かれた経緯がある。そのあと、会社説明会のやり方に話が弾んだことを覚えている。
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