2019年8月31日土曜日

週末のチャートと来週の見通し 8月31日

◇来週の見通し
 ★(R)来週の日本株は強もちあい、基調転換を意識も上値は限定的
◇今週のチャート
 現在、米中問題、米欧問題、日米貿易協議中、英ブリグジット、米中東問題など、リスクが山積みで、ほとんどの大元がトランプ大統領なのだが、これらはまず解決はできないでしょう。あまりにもリスク要因が不確定要素として存在するため、細かい分析はここではしません。ただ、トランポリン相場が続くのか、それとも急落するのか? いつ落ちてもおかしくない状況だということだけ付け加えておきます。

☚日経平均日足 2019年8月30日まで
☚日経平均週足 2019年8月30日まで
Wトップの様相を示しているが、ボックス横ばいと言う見方もできる。
☚TOPIX週足 2019年8月30日まで
日経平均と違い、下降トレンド入りしているように見える。
こちらが、通常、東証個別銘柄の動きを現していると言われている。
☚日経平均月足 2019年8月30日まで
Wトップで上昇トレンドが止まったように見える

2019年8月24日土曜日

週末のチャートと来週の東京市場

◇(R)神経質、パウエルFRB議長講演を消化=来週の東京株式市場
◇週末のチャート
日経平均日足 2019年8月23日まで








ドル円日足 2019年8月23日まで


週末の話題ピックアップ

ロイターにある記事が載った。その内容は
 フェイスブックの呼びかけ『米軍基地「エリア51」に9月20日に集結して「乗りこめ」』に、200万人が行くと呼応し、実際、行動を起こす人がいるのではないかという危惧と「エリア51」に近い50人足らずが住む町レイチェルでの反応を特集したものである。 
 この騒動を報道したのは、7月9日付けの科学ニュース「Live Science」に載った記事で、多くの報道機関で話題になっていて、ロイターのものはそれの続報、現状報告と言うところだろう。

◇記事とビデオ
 記事★(R)アングル:来るか宇宙人ハンター数万人、「エリア51」の町に緊張
 ビデオ ⇒
 https://jp.reuters.com/video/2019/08/23/のまれる%EF%BC%81%E3%80%80「宇宙人を探せ」イベントで-人口50人の町へ数万人字幕・22日?videoId=590535684&videoChannel=201

◇取りあえず、記事の冒頭をアップしておく。全文は上のリンクからどうぞ
 [レイチェル(米ネバダ州)21日 ロイター] - ネバダ州の砂漠地帯にある小さな町レイチェルで、宇宙人をテーマにしたモーテルを共同所有するコニー・ウェストさんは、何があろうが彼らはやって来ると信じている。宇宙人ではなく、宇宙人ハンターたちだ。
 この町に近い、UFO(未確認飛行物体)愛好家に呼び掛ける奇妙な招待状がフェイスブックに投稿されたのだ。
 エリア51は長い間、宇宙人と宇宙船を収容しているとの噂の舞台となった場所だ。200万人を超える人がフェイスブックで「行く」と表明した。
  ラスベガスから240キロメートルほど離れたレイチェルの町の約50人の住民は、この企画にどう対応すべきかで意見が割れている。 
 ガソリンスタンドも食料雑貨店もない町に群集が押し寄せれば大変なことになるとして、訪問しないよう厳しく呼びかける者もいれば、「エイリアンストック」と称する音楽祭で訪問者をもてなすのが一番、と考えるウェストさんのような人もいる。
 以下略

2019年8月22日木曜日

8月22日(木)やっぱりバカだった

◇8時
 風邪をひいてしまったようだ。昨日から頭が痛く、くしゃみが出ていたが、今朝、体がだるく、目が覚めたのが6時半。起きるのが億劫で、体調を考え少し起きるのを遅くした。起きても、頭が回らない。やっと、データチェックが終ったと思ったら、朝の気配がはじまってしまった。
 夏風邪を引くとは・・・。バカを証明してしまった。
 今日は、のんびり過ごそう。さて、風呂を沸かそう。
◇8時20分
 こち株が終り、のんびりしているところで、ふと思い出した。今日は22日、確か藤井聡太七段の将棋があるはず。メモを見ると、棋聖戦だ。確か、1局目の勝者と戦うはずだから、午後になると思いながら、データチェック。14時~対戦。abemaで放映。
 よし、午前中はさぼって、体調を整えよう。おっ、風呂が沸いた。30分のデータチェック後に入るとするか。

2019年8月20日火曜日

8月20日(火)夜 たまには科学的な話題

◇こんな記事を見つけました  ☆(N)NZで巨大ペンギンの化石 体長160センチ、体重80キロ (8月20日14:28)
ということで、ちょっとネットサーフィンして、次の
◇自然科学機構「アストロバイオロジセンター」(ABC)が新しい研究成果を発表しました、また、国立天文台(NAOJ)も研究成果を発表していますので、ご紹介します(リンクしてあります)
 ★(ABC)木星の中心核は激しい天体衝突の痕跡? (8月15日) 
 ★(ABC)アルマ望遠鏡、惑星誕生の現場をピンポイントで特定 (6月26日)
 ★(NAOJ)アルマ望遠鏡、39個の「見えない銀河」を捉える ―宇宙進化理論に謎を突きつける楕円銀河の祖先たち (8月8日)


8月20日(火)朝のまったりを書こうとしたが・・・

 まったりと過ごしたお盆が明けた週、報道は、企業ニュースや国内ニュースは少なく、もっぱら、世界情勢が中心。中国の脅威、トランプ氏のつぶやき、英国のトランプ氏とEU離脱問題、米逆イールド、ドイツのリセッション入り直前等々。
 中でも米中の見えない覇権争いが表面化してきている。中国が数歩リードしているグリーンランドの争奪戦、米国を抜いて中国1位に立ったGPS衛星数。台湾への米の武器輸出。今、オーストラリアに、米が米中どちらをとるのか迫っている。つまり陣営を選べと迫っている、。これはブロック経済の再開を意味する。
 ファーウェイの輸禁延期は、米がいかに中国製品に頼っているのかを浮き彫りにした
 最も注目されるのは、GPS、大西洋・北米大陸は米国の衛星、ヨーロッパからユーラシア大陸・インド洋・太平洋が中国の衛星がカバーしており、中国が2/3を支配している。これに、スパイ衛星を加えて、中国は宇宙からの監視や情報取得を当然しているだろうし、軍対、ミサイル等の誘導も可能にしている。軍事瀧脅威になっている。豪州のレポートによると、戦争が起こった時、米の太平洋の要所を中国が無力化でき、軍事力で優勢とある。これは、衛星が大きな役割を果たす。宇宙を支配しよとする中国、トランプ氏も対抗して月に衛星基地建設計画を打ち出した。
 早朝には、香港での情報操作が明らかになってきた。
 おっと、また璃な朝を、書こうと思っていたのに・・・日本全国、雨模様の一日、安売りの日だが、食材はたくさんあるので、家でのんびりしていよう。

2019年8月15日木曜日

汗ばむ朝 12年ぶりの逆イールド

 朝までぐっすり寝たが、朝じわっと汗をかいており、目が覚めた。寝ぼけた頭で起きだし、NYダウの値を確認して、いっぺんに目が覚めた。
 ダウ800ドル安。その下落の原因が、ついに起こった2年債と10年債の金利逆転である。
 (N)米10年債と2年債の利回りが逆転 30年債は過去最低 (22:31)
 今までのものは5年債とか3カ月物とか長さが違っていたが、今度は、通常言われている逆イールド現象、12年ぶりのことである。この現象後、景気後退が起こると言われている。
 過去4回の長短金利逆転だが、その後景気後退が起こっている。時期は、過去4回の平均で、22か月後。過去の株の動きを見ると、一旦売られるが、すぐ上昇に転じ、その前の上昇以上に上がり、最も上がる局面を迎えるという。そして、景気後退局面に入る前に下落するという。
 イエレン前議長はリセッション入りの可能性は小さいと昨日発言してるが、トランプの力を過小評価しているのではと思ってしまう。
 さて、今日の東京市場、大きく下がった後、底ねりかな?多くの投資家がお盆休み・夏休みで、不在のため、反発するだけの力強さは見られないと思う。期待はしたいが・・・

2019年8月14日水曜日

トランプンの思考

 ダウが最高値更新すると、中国関税発動、株が下がると、関税延期
 見事に、株を操作してる。一部?いや、多くの市場関係者は、トランプ陣営(あえて陣営と言うのは、トランプに、株を操作する能力はなく、バックに仕掛けている人々がいる)が、NY株を操作していると思っている。SECは手を出せない。トランプが辞めた田沖、訴追も詰図化し良いだろう。ファンドの中には、いや、トランプ陣営に近いお金持ちたちは、それを判っていていて、売買をしている投資家もいるのではないか。高値で安心して売り浴びせられ、そろそろかと思ったら、早めに買い戻している。
 この間、誰だったか?西山さんか?岡崎さん?違う、エーと誰だったかな、それを指摘していた。考えてみると、まさにそうである。ほとんどの人が、大統領選の前に株を上げるはずと見ている。なので、上がるのが時期的に早すぎるので、いったん下げるのは今のうちと7月にささやかれていた。今回の延期も、そろそろ、関税をやめるとか言い出すだろうという観測がなされていた。
 金儲けの亡者たちのために、色々と政策を出す。以前、パイプライン建設承認があった。
 ☆(N)米、ガスパイプラインの建設促進 大統領令署名へ (4月10日 10:20)
そして昨日、
 ☆(N)米、絶滅危惧種の保護規制を緩和 資源開発容易に (8月13日2:44)
全て、票集めのため。
移民に関しても、
 ☆(BBC)トランプ政権、合法移民の永住権取得を制限へ 「生活保護者」は認めず 
首尾一貫、人気取りのための政策。全くぶれていない。
 これからも、株式市場はトランプに振らされるのだろうか?
 だが、長期金利低下が続いており、行き過ぎると、不景気へ突入、株の暴落が起こることになる。大統領選の前あたりが怖い。トランプの取らぬ狸の皮算用
 今(8:40)ロイターにつぶやきのニュースが載った
 (R)米環境規制緩和、大規模な石油関連事業に道開く=大統領 (8:35)
異常気象が進行している中、また環境破壊の政策を打ち出した

2019年8月13日火曜日

8月13日(火) お盆週週間突入

 今週、日本はお盆(旧盆)、ほとんどの企業がお休み中で、日本全国休日の週。そんな中、大型台風が西日本に接近中で、生活面でも、活動が控えられる週になりそう、
 東京市場は、世界との辛味で、開かないとピケ内為開いてはいるが、皆お盆休み中で、参加者は少なく、超閑散になりそう。さぼろうかと思ったが、まあ、日までもあるし、手抜きしながら、アップします。
 今日の日本株、NYの下落を受け、再び下落局面になりそうだ。

2019年8月10日土曜日

2019年8月9日金曜日

残念なニュース 一部アナリストが話していること

9日のロイターに
 韓国の化粧品会社が謝罪、社内会議で安倍首相称賛する動画流す (16:28)
というニュースがのった。昨日だったか、あるニュースの街頭インタビューで、日本商品ボイコットに関して、多くの人が、不満を持っていながら、表立って言えないと、顔を隠してインタビューに答えていた。今韓国には言論の自由がないという人もいた。
 もともと、教育で反日感情を国民に植え付けてきた韓国。それが、今、民衆が反日本感情で政策を政府に押し付けている。政治家さえも、自由ががない。裁判迄も曲げてしまう韓国の現状。まるで、戦前の日本のようだ。このまま一直線に進んでしまうのだろうか?
 では、他の国はどうだろうか?
 中国では、国民を管理しようとしている。それが5Gと量子コンピュータ、監視カメラで、全ての動きを監視しようとしているが、現状、目の上のたんこぶが、香港。香港をを弾圧するかもしれないと話が入ってきている。アメリカは手を出せない。台湾もある。こちらは、(金森さん為よると)戦争まであるかもしれない。
 この2つ以外にもいろいろあるが、今開かれていると言われている北戴河会議で、どのような結論が出るのかに注目が集まっている。多分、対米政策は、強硬路線の可能性が高いが・・・。その裏で、世界中の国に金を貸して港湾整備をさせて、金が返せないなら、軍港として使わせろという政策を推し進めている。サモアが最近問題になっている。太平洋の制圧を狙っている模様。さらに、一帯一路で、シルクロードの国々を支配下に置こうとしている。今回、アメリカが引けない理由がそこにある。まさに、覇権争いなのである。
 当のアメリカは、トランプ氏が周りの静止を振り切って、中国叩きに走っている。今回の追加関税はトランプ氏のメンツの問題という話が流れてきている。米中も危険な状況になってきた。さらに、厄介なのが、トランプ氏が、下手に中国に譲歩しようものなら、今度は議会が黙っていない状況になってきていて、とてもややっこしい状況になっている。
 その合間を縫って、ロシアが、漁夫の利を得ようとしている。反対派を弾圧しても、米中問題、ブリグジット問題、景気後退と、世界は非難するどころではなく、プーチン氏のやりたい放題の状況になっている。そのロシアが、虎視眈々と北方領土開発を狙っている。
 以前、岡崎さんが、米中戦争の小説の話をしていた。そのような様相を呈してきている。
 そうだ、シリア問題もあった。一番、戦争の可能性が高いのが中東と金森さんや岡崎さんなどが指摘していた。

2019年8月7日水曜日

8月7日(水)けだるい朝

 昨日藤井聡太七段の順位戦があった。棋譜速報をしたが、とんでもなく疲れた。その疲れが、残っている。頭をフル回転させたためだが、寝坊して、、起きてから1時間が過ぎるのに、まだぼやっとしている。今日は小生、使い物にならない・・・
 NY市場は、落ち着きを取り戻し、日本も昨日の午後から落ち着き始めているが、今週はSQ週、何が起こるかわからない。次から次と襲ってくる台風うがごとく、この夏は油断ができない。
 とりあえず、朝風呂に入ってのんびりしよう

2019年8月6日火曜日

なんてこった・・・

 朝、眠たい中、頭の中で、そうだ昨日の夜、500ドル以上の下落する場面があったNY市場、どうなったのかなと浮かんできた。とりあえずNYを確認しなければと思うが、動きたくないし、眠たい。あー、頭の上にスマホでも盛って来ていればと、後悔も、先には経たなかった。仕方なく、パソコンを立ち上げ、トイレに。
 目が覚めた・・・
 そして、現在、8時少し前、さらにダウ先物は400ドル下落した後、少し戻している状況ている。日経先物も20,035円、2万円の攻防になっている。
 側近たち周囲の反対を押し切り、単独で第4次中国関税を発表したトランプ氏が、トリガーを引いてしまったようだ。さらに、白人志至上主義を、自らそれを否定しなければいけなくなったトランプ氏、選挙対策が裏目に。こちらは、大いに迷惑したいる。
 あっ!、寄り前の気配が始まる残りは後で・・・
◇EME日経平均先物
 8:03(7:53)CME日経先物 20,000円(円建て)
     (7:56) 19,995円  (8:04) 20,000円
 8:06 8時の段階では、昨日の終値より少し安い気配銘柄が多かったが、時間を追うごとに、全ての銘柄で気配が下がってきている。というより8時5分に売りが入った模様
◇藤井聡太七段の順位戦
 今日は、藤井聡太七段の順位戦が行われるので棋譜速報をするが、とんでもない日になった。冷蔵庫の中には肉などが全くない。野菜はあるのだが・・・、3時過ぎから買い物に行かないといけないんーん、忙しく、そして、気分が載らない一日になりそうだ。せめて、藤井聡太七段が勝ってくれれば・・・ 

2019年8月5日月曜日

8月5日(月)の朝

 昨日の夕食で、アジフライを食べた時、小骨がのどに引っかかった。その時あまり気にしなかったが、寝るとき、のどが痛み出した。どうしよ苦も無くなり、12時過ぎに起きだし、うがいをしたりして対応した、痛みは広がるばかり。何とか落ち着いたので寝たが、2時に再びのどが痛くなり、また起きだして、のどのケア。と言ってもうがいをするくらい。結局1時間くらいなんだかんだしていた。そのまま寝ることができたが、朝気が付くと8時過ぎ。今日は何曜日かな?など考えていたが、月曜日であることに気が付いて、慌ててとび起きた。8時の気配を見ることが出来なかった。
 喉は痛いは、眠たいはで、今日は活動が鈍りそうだ。おさぼり気味でいこう

2019年8月3日土曜日

「ヒンデンブルグオーメン」と「命題の十分条件・必要条件」

 「ヒンデンブルグオーメン」が、先月末から点灯しているという。
 このヒンデンブルグオーメン、最近、と言ってもこの5・6年だが、非常にはやっている。VIX指数が「恐怖指数」と呼ばれているが、この指数は「呪いの指数」とも呼ばれていて、暴落の前には必ず点灯すると言われている
 が、点灯したからと言っても暴落が起ことは限らないから厄介である。賞味期限は、数か月。だいたい1か月後くらいに暴落が起こるという。今回、トランプ砲で大きくダウが下落したことから、また話題に上っているのである。
 だが、この指数、さらに厄介なことに、作った人からまわりまわって、現在、人によって条件が違っていて、その時に点灯していたり、していなかったりしている。さらに、条件もかなりあやふやな感覚的な物も含まれ、ちょっとわかりにくく、自分で計算ができない。 しかし、専門家もいるし、この指数が好きな証券アナリストが結構多くいて、一般的に最も多く使われているヒンデンブルグオーメンが点灯したかどうかを教えてくれる。
 今回は、昨日ラジオNIKKEIのザ・マネー「マーケット・スクエア―」の冒頭で、西山孝四郎さんが、NYのマスコミが点灯していると報道したと話した。その解説を番組中で西山さんと比嘉さんで行った。
 西山さん「まあ、この指数、よく外れているから、オオカミ少年になってしまているが、この7月に点灯、ちょっとヤバイと思われる。」と言う。現在ダウは高値圏で、トランプ砲炸裂、資金夫流れが変わり始め、全体の流れも変わってきているので、警戒が必要と言う。
 西山さんは、現在の相場(ダウ)は、1998年のチャートや、環境によく似ているという。ヒンデンブルグオーメン指数がどうのこうのは置いておいて、今の状況、何が起きてもおかしくないと警鐘を鳴らしていた。
 さて、問題を出します。
【例題】
 条件p =「ヒンデンブルグ・オーメンが点灯」、 条件q =「株価が暴落」とする。
  条件pは条件qの何条件かを答えよ。
(解答)
  命題『q ⇒ p』の真偽は真、命題『p ⇒ q』の真偽は偽である。
 要するに『pはqであるための必要条件であるが、十分条件ではない』ということである。
(終)
 さすがにヒンデンブルグオーメンでが点灯したから暴落すると言う投資家やアナリスト、市場関係者はいない。
 ただ、VIX指数が20を超えると、急落するという言い方を専門家でもすることがある。これは、かなり高確率で株が急落するので、言い切ってしまう人がいる。
 「VIX指数が20を超える」も「株急落」の必要条件であるが、十分条件ではない。
 どの、指数や分析も、必要条件であるが、十分条件ではないのだで、アナリストなどは、可能性がある、警戒が必要であるという言い方をするが、その口調は意外に断定的である。(株が上がる時も同じ)
 投資家は、それらの言葉を、必要条件であることを忘れ、十分条件と受け取って売買してしまうことが多い。ここに、株式投資の解説のあやがある。
 さて、VIX指数に於いて、20超えた時点で、専門家、マスコミ株がこぞって急落すると言いふらす。意外と断定的にである。本当は、必要条件で十分条件ではないのだが、これを利用して、ヘッジファンドや売り方は、さらに恐怖を拡散して、恐怖をあおる。そして、売り仕掛けをして、株を投げさせ、実際に株を急落してしまう。結果、VIX指数が急上昇したために株が急落したという言い方になってしまう。もう少しVIX指数を見てみよう。
 前述でどの指標も「必要条件ではあるが、十分条件ではない」と書いた。これは正しいが、VIX指数に関しては、この指数の特殊性があって、ちょっと、面倒なのである。
 VIX指数が急上昇しても、皆が動かなければ、やがてVIX指数は下がってきて、何事もなくVIX指数も低下する。
 VIX指数は、S&P500指数のオプションの売買による変動を指数にしたもので、直接株価には関係がないのだが、オプションで儲けるため、先物を上下させる動きが生じる(SQ前などによくある)。先物を受ける業者は、売買の差を、実際に市場で売買する。売りが多かったら、業者は売りを買うわけだから、買った分を市場で売っておく。つまりヘッジである。こうやって、現物株に影響が出てくる。
 これだけなら問題なかったのだが、ややっこしいのは、このVIX指数の値に、オプションを付けたことにある。昨今、ぬるま湯相場(ゴルディロックス相場)でVIXは下がる一方だからと、VIXオプションを売る人が異常に増えた。ところが、VIXが何かの拍子に上がってしまうと、そのあおりを受け現物市場が混乱し、さらにVIXが上昇するという悪循環になり、予想外の株価の暴落を招くことになる。
 つまり、VIX指数だけなら必要条件で良いのだが、VIXオプションが絡んで、VIXの動き自体が、株の急落の原因になるのだから、必ずしも十分条件ではないと言い切れないのである。
 しかし、全てがすべてでないので、やはり十分条件ではない。十分条件だはないが、株価暴落の原因を作っているというのが正確な言い回しか。
 結論は、全ての指標は市場の状態を現すものだが、基本遅効性で、後からついてくるもので、それがある状態にあったからと言ってこの先行きを予見するものではなくすべて必要条件で、十分条件ではない。ただ、市場の構成上、その指標が、市場に影響を与えることもあるので、見方を十分注意することが必要であろう。

2019年8月2日金曜日

驚きの8月2日(金)の朝

 5時、散歩がてら近くの神社までと思って出たが、ジョギングにしてしまった。帰ってから、データーチェック。思わず目をこすってしまった。
 ドル円が107円台。昨日の夕方から、円が上昇し始めていたのは、わかってはいたが、まさか、107円台とは・・。と思った次の瞬間、思考が停止した。原油が4ドル以上下落、ダウが280ドルの下落!!
 昨晩、ダウは上がっていたはずなのに、ISM製造業が悪かったのはわかるが、それは、逆に、次の利下げ期待で上がるはずなのに・・・。
 ニュースをチェックして、合点がいった。またしてもトランプリスク。
 昨日から今朝にかけて、
  ☆原油 WTIは前日比4.63ドル(7.9%)の下落で、53.95ドル、
  ☆ドル円 109円台 ⇒ 107円台前半、2円動いた
  ☆米長期金利  1.8%台に低下
  ☆ダウ、昨夜の高値から600ドル近く下落、前日比280ドル安(2日間で614ドル下落)
  ☆日経平均先物 昨日昼の終値 21,500円、今朝CME終値 21,035円
 恐るべし、トランプ砲!!
  ☆VIX指数は 17.87に急上昇、先週末は12.16だった。20を超えると危ない。
 米中問題のほかにも、日韓関係、ブレグジット、シリア問題、北朝鮮問題・・・
 書いていてもきりがないので、風呂に入って、頭をフレッシュな状態にしよう 

2019年8月1日木曜日

夏枯れの8月入りなのに

 今朝は、5時前から目が覚め、うとうとしていた。身体が冷えていると感じたのに、眠いとは感じなかった。血液の循環が寝起きは悪いので、寒く感じたのだろう。しかし、起き上がると、暑いくらいで、一気に目が覚めた。かなり気温が上がっているのだろう。もぅ5時半を過ぎていた。
 昨晩から、日経速報などでニュースチェックをしておいたおかげで、今朝の大量のニュースを、それほど時間をかけずに処理で切ると思ったら、なかなか終わらない。ニュースが多すぎる。それでも6時半には終了した。
 さて、今朝のFOMC、大方の予想通り、ど真ん中と言う感じ。市場とは勝手なもので、勝手に期待し、予想通りだと、物足りないとばかり、大きく下落、何とかせい、と文句を言う。しかし、FOMCとパウエル議長、トランプ氏の圧力に屈することなく?いや多少遠慮したかな、それでも、追加利下げを拒否した。この状況で利下げをするのはバブルを助長するので、本来は良くないのだが、トランプ氏が世界中をひっかき回ししている現状では、まあ良しとしよう。
 株価は大きく下落、材料出尽くしと言うところだが、昨日の岡崎さん、過去の利下げのパターンを分析、好景気、あるいは景気が後退してない状況での利下げは過去1回、1か月は、(NY)株は下落も、その後大きく上昇していったという。他の利下げは1か月は上昇も、その後大きく下落か、元の位置にまで下落してきたという。後者は、すでに景気後退に入っていた状況だったこともある。今回の利下げは、前者のようになる可能性が高いと指摘していた。予防的利下げだが、予想をして上昇してきた市場は、夏休みも控え、高値での手仕舞い売りと、今回の利下げで、一旦ポートフォリオを組み替えるための売りとに押されて、下がるのはしょうがない。岡崎さんによると、市場の大きなお金、ファンド・機関の買いは、1か月くらい状況分析をして、何を組み入れるかを考えた上で入るので、やはり、1カ月後くらいから上がり始めるだろうと分析していた。その時、どの銘柄が買われるのかをよく見ることが大事、つまり、ファンドマネージャーたちが、この先の流れをどう読んでいるのかを見極めることが大事だと話していた。そうそう、この先の指標、特に雇用統計が重要になるとも話していた。
 これはNY市場の話だが、日本株は、いつもアメリカをうかがいながらの動きだから
 決算発表が本格化してきた。何もない閑散商いの日々がガラッと変わった8月入り。普通なら夏枯れの月に、忙しくなりそうな・・・

ブログ説明

 ★  = 記事にリンクしてあります。
(MP)=ラジオNIKKEI番組『マーケットプレス』 
(TMW)=TV番組『東京マーケットワイド』
(R)=ロイターHP ⇒ http://jp.reuters.com/
(N)=日経速報  ⇒ ttp://www.nikkei.com/news/category/
(Tr)=トレーダーズ・web  ⇒ http://www.traders.co.jp/
(B)=ブルームバーグ  ⇒ http://www.bloomberg.co.jp/
(F)=FISCO ⇒ https://web.fisco.jp/FiscoPFApl/TopTopicsWeb
(W)=ウォールストリートジャーナル
       ⇒ http://jp.wsj.com/home-page?mod=WSJ_topnav
◆東証の場中 ⇒ https://omedetaikomemo.blogspot.com/
◆終値・指標データ等は『市場データー』 ⇒ https://omedetaikodata.blogspot.com/
◆ニュース等の情報は『情報コーナー』 ⇒ https://omedetaikojoho.blogspot.com/

今日の動画

 最近さぼっていたので、振り返って動画チェックをしたら『ぽこピー』の恒例上半期ベストバイ動画。  これだけでは寂しいいと、他にベストバイがないか調べたら、あった。  よく見たら、出していたのが、親戚一同グループだった ★『ぽこピー』 2025上半期、ベストバイ 7月5日(29分)...