15日(金)、3か月に1度の血圧の診察日、いつもは引け後に出かけていたものが、東証の取引時間延長のせいで、場中に出かける羽目になった。ならば、15日と言うこともあって、ついでに、郵便局、銀行に寄る用を入れたので、14時半に家を出ることにした。この時間だと、病院には早く着きずぎるので、途中、足を延ばして「ダイソー」などを見ていくことにした。
郵便局、銀行は、15日にもかかわらず、空いていて、並ばずに用事を済ませられ、思った以上に早く終わった。そこから10分も掛からないので、ちょっと寄り道の時間が増えた。
病院に向かうとき、少し、めまいが起きそうな予感がしてので、歩く速度をゆっくりにするなど注意して歩いた。
実は。11月4日、散歩の最後、帰宅中に、突然めまいが起り、真っすぐ歩けなくなり、その場にあったガードレールの支柱のようなものに腰かけ、休んだ。うつむいて、目だけで、周りの状況も見ると、横にある横断歩道の白い線が歪んで見える。全体像はまるで、重力で曲がっている空間追うように見えた。少し頭を上げると、身体全体が揺れる感じで、真っすぐ座っていられない。再びうつむいて、目を閉じて、目内が治まるのを待った。
頭の中で、熱中症か・それとも貧血か? 状況判断と原因追及で脳が高速回転していた。
しばらくして、目を開けめまいが治まったが、首筋から頭にかけて何となく嫌な感覚が残っている。それでも、先ほど宇のようなひどいめまいは消えていたので、立ち上がり、そろりそろりと歩き出す。変な気分は残っているものの、何とか歩けるので、ゆっくりとではあるが、歩き始めた。
その後歩きながら、先ほどの続き、原因を考えた。暑いとはいえ、夏の暑いときに桑畑ら涼しいので、やはり、血圧上昇に寄るめまいか? にしてもひどいめまいだった。結局、貧血と言う結論に達したが・・・
そんなことがあったので、今回の診察、そのことを聞くことにした。
診察は、いつもの血圧の表と8月の特定健診の結果を見せたら、何も問題なさそうで終わり、最後の気になることは?で、前述の、めまいの件を話、原因になりそうなことを訊いた。
医者は「めまいは、だいたい耳から起きているから」との返事。貧血は特定検視の結果も踏まえ「まず、それではない」と断言。そして、「あとは、血栓ができている可能性もあるが、低いと思うが、心配なら、MRIでも撮ってみますか」と提案された。「丁度、今日緒16時45分から、空きがあるので、撮って帰りますか」の一言で、MRI撮影が決まった。
そして、次の予約を決めるとき「東証が30分時間延長したために・・・」と話し、少し遅らしてもらえないかと聞いたら、次回の予約は14時半にしてくれた。その時、医者は「仕事は大事だから」と、どうやら証券会社に勤めていると勘違いされたみたいだった。
診察が終り「失礼します」と視察室を出るとき、「それでは3カ月後に」と声を掛けられた。MRIの結果は3カ月後に聞かされるようだ。
MRI撮影の後、その撮影を行った放射線技師は女性で、着替えが終わった後に「原理は、磁気で水素電子を反転させ分析するのですよね」と声を掛けたら。「さすがですね、原理を理解するのに大変でした」と返事をくれた。別に、技師ほど原理を理解していいるわけではないが、量子論で、水素原子の電子は、回転軸に沿って方向を持っていて、360度回転させても元に戻らず、マイナスの値を持ってしまうので、さらに360度回転させないと元に戻らない、つまり電子の状態を式で表す時、複素数で表さないといけない程度の量子論は理解している。MRIは、それを利用して、体内の水素電子に磁気をかけて反転させ、それをその状態をデータに取り、分析して体内の状態を把握することくらいの知識あった。
が、彼女の返事の『さすがですね』に引っかかりを感じた。『さすがですね』は、私が誰かを知っていて、これも知っているのですね、と言うリアクションの返事になる。私のカルテには、70過ぎた老人くらいしか情報が乗っていないはずで・・・。言葉の使い方に違和感を感じた。そうして、MRIの撮影は終わった。
ここでも、結果は、3カ月後の診察の時ですねと言われた。
今日17日、買い物から帰って、どこかで散歩に出ようと思ったのですが、11時から、頭の違和感がおきて、ずっとそれが残っていて、散歩中めまいが起きるのではないかと言う不安があって、散歩に出ることができませんでした。
その変な感覚が消えたのが、15時過ぎ。さすがに散歩に出る気力がなくなり、これを書き始めました。
そういえば、入院中の出来事を書こうと思っていたのですが、今回は、周りが良い子ばっかりで、面白い話は、少し離れた部屋の患者が、とんでもなくわがままで、看護師さんが困っている状況(ちょっと問題がありそうなので、書けない)ぐらいで、私も良い子にしていて、優等生と思われていて、スムーズに退院でき、書くこともないかなと思って、書かないことにしました まる
そうそう、入院中、ずっと『宇宙と物質の起源 「見えない世界」を理解する』(高エネルギー加速器研究機構素粒子研究所編)を読んでいた。